けせらせら
 
心の向くままにいろんなことをかいていきます(#^.^#)
 



2017年1月31日を表示

ちょっと勘違いしているかなと思うこと

今一緒に暮らしているセキセイインコは、お店で一目ぼれして飼ったコです。
小さいころからずっと小鳥と一緒に暮らしていたのですが、可愛がっていた文鳥を亡くしてからなかなか次のコを受け入れる気がしなかったのでした。

そんなときにたまたまホームセンターに行ったら、ちょうど手乗りヒナのシーズンで売り出されていました。
最初に見たときには「可愛いな、欲しいな」と思ったけどじっくり見てしまうと「選ぶ体制」に入ってしまうからと立ち止まることはありませんでした。

ところが2回目に通りかかったら、一羽だけポツンと残っているのが見えたのです。
なんとなく気になって近寄ってのぞいてみたら、少し大きく育った感じのヒナが一羽だけ壁際にひっつくようにしていました。
タイミング悪く一羽だけ残ってしまったのでしょう。
次に来るヒナたちとは年齢差というか育ち具合がありますから、ヘタするとこのまま売れ残ってしまうことになりかと思いました。
手乗りヒナとして売られているコが売れ残ったらどうなるかはわかりません。
多分普通の大人の鳥として売られるのだと思います。

でもなんとなく「売れ残り」「出遅れ」みたいな雰囲気がなんとなく自分に重なるような気がしました。
可愛い顔を見ているうちに「これも運命かも」と思って飼うことにしたのです。

手乗りインコは初めてでしたが、すっかり大人になった今でも甘えんぼの可愛いやんちゃボウズに成長しました。
私の食べているものはなんでも欲しがるし、どこにでもついていきたがるので大変です。
「調理中に手乗りインコが鍋に飛び込んでしまった」「気がつかないうちに冷蔵庫の扉に挟まってしまった」などという話をいろいろ聞いたことがあります。
知らない間に肩の上にいて、野菜を洗っていたらいきなり手の上に飛び乗ってきたりしてびっくりしたことも何回もあります。

自分を人間と思っているのか、私と夫が笑いながら話しているとソワソワと足踏みをしながら自分も大きな声で鳴き始めます。

そんなやんちゃボウズのおやつとしてあげるものは何がいいか、いつも迷っていました。
フルーツやナッツが理想ですが、そばでビスケットなど食べると「そっちがいい」と大騒ぎします。
人間の食べ物は身体にいいわけがないので、ちょっと困っていたのです。

そんなときに見つけた元ペットショップの店員さんだった方のブログで、「赤ちゃん用のおやつ」を利用している人がいるということを知りました。
確かに人間の赤ちゃんにあげるおやつは、塩分も少ないし添加物も使わないものが多いです。
これはいいぞ、と思いました。

さっそく買い求めた野菜が原料のビスケットタイプスティック、小さい手にも上手に握れるように小さめサイズです。
これを半分に切って我が家のイタズラボウズに進呈しました。
もちろん、ちょっと大柄とはいえセキセイインコですから、ひとつは食べ切れません。
それでも私が半分、残り半分を自分がもらうというのが嬉しいようで、サクサクと小気味いい音を立てながら齧ります。
横で見ている夫が「僕もひとつ」と手を出すと、あわてて奪いに行くのも可愛いです。

なんだか夫婦そろってインコと赤ちゃんをごちゃませにしているようで、きっと横から見たら「変な夫婦」丸出しかもしれません。
でも、鳥も人間も一緒になって同じおやつを分けあいながら食べていると、なんだかとってもほっこりと幸せな気分になるのです。



1月31日(火)09:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | ペット | 管理


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